介護福祉総合センター「あぐりんの家」営業再開
2020/05/21
５月18日、ＪＡ大阪中河内介護福祉総合センター「あぐりんの家」は、通所介護事業（デイサービス）の営業を再開しました。同事業は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、４月８日より臨時休業していました（居宅介護支援事業、訪問介護事業はこれまで通り営業）。
営業再開にあたっては感染拡大防止に最大限努めると同時に、利用者に必要なサービスを維持・継続できるように対応策を検討。発熱・のどの痛み・味覚、嗅覚の異常がある人には利用を控えてもらうなど、利用に際して一定の条件を設けたほか、利用者間の距離を確保するため、これまで24名だった１日の受け入れ人数を、半数の12名よりスタートしました。施設面では、テーブルに防護板を立て飛沫飛散防止対策をとったほか、職員はフェイスシールドを装着し業務を実施。さらにテーブルやひじかけ椅子、手すりの消毒を常時行うなど、事業所内の感染防止対策を徹底することとしました。
馬場秀子センター長は「臨時休業中、事業を再開してほしいという要望がたくさんありました。当センターでは機能訓練を積極的に行っています。身体能力が維持・向上された方も回復のきざしが見えてきた人も多数います。しかし、感染を恐れ自粛を意識しすぎ、ずっと家にいると能力低下が懸念されます。感染防止対策を徹底しつつ、利用者の皆さまの要望に応えていきたい」と話しました。
