第１期 『農業塾』 修了式を実施
2020/07/28
ＪＡ大阪中河内は21日、「農業塾」第1期生22名の修了式を実施しました。
「農業塾」は昨年8月に開講し、１年間、農業の講義や実地講習を行ってきました。目的は、新規就農者や定年帰農者、農産物直売所「畑のつづき」出荷者の生産技術を向上させること。しっかりした知識・技術を持った農業者を育成することで、管内農地を守り、直売所の活性化を促す狙いがあります。受講対象者は管内在住で、就農または直売所へ出荷を目指す組合員です。
これまで、月1、2回のペースで、土づくりの基礎、野菜の栽培方法、農薬の基礎など、農業にかかわる様々なことを学んできました（新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、３～５月は中止）。この日は、農業塾が管理する約８００㎡の圃場で、ナス、ピーマン、エダマメを収穫。その後、修了式を実施しました。
塾長を務める同ＪＡの西川喜清組合長は挨拶で「農業塾で学んだ新しい情報や技術を大いに活用してほしい。今後もＪＡは農業者の皆様をさまざまな面でサポートします」と述べました。
今回、農業塾を修了した塾生のうち、新規就農や今後「畑のつづき」へ農産物の出荷を目指すと言う方も多数おられました。新規就農を目指す塾生は「今まで自己流でやっていたが、この農業塾では基礎をしっかり学べた。やるからには農業で生計を立てる覚悟を持ち、たくさんの人に自分の野菜を食べていただきたい」と意気込みを語りました。
