八尾市花き園芸組合の菊が出荷ピーク
2020/08/04
八尾市花き園芸組合連合会(北高安地区 神立花き園芸組合)では、お盆用菊の収穫と箱詰め、結束などの出荷作業が最盛期を迎えています。この忙しい時期は彼岸まで続きます。
主な出荷先は、近畿圏に複数ある花き市場で同組合の花は開花率が高く、日持ちするとして高評価を得ています。
当JA管内の神立(こうだち)地区は八尾市街地の東側、信貴・生駒山系の山麓に広がり、江戸時代後期より豊かな山の水を生かした切枝花木、菊の栽培が始められた歴史と伝統の地区です。
お盆入りの8月から11月まで出荷する小菊が、栽培の最も多い中心品目です。
その他、けいとう、ゆりなども栽培されています。
同組合の組合長、谷口義雄さん(70)は菊栽培を中心とする農家の2代目で約2,000㎡の圃場で年間を通して花き類を栽培する専業農家。「消毒と土づくりには、いつも気をつけています」との事。「今後も、神立ブランドの維持、向上の為、選別、病害虫対策などの徹底に努め、定期的な品種改良を重ねて消費者に喜んでもらえる花作りを行っていきたい」と語りました。