「柏原ハウスぶどう出荷組合 柏原産デラウェア初出荷」
2019/06/09
JA大阪中河内ハウスぶどう出荷組合は6月7日、柏原ぶどう「デラウェア」の初出荷を迎えました。今年は3月から4月上旬までの平均気温が平年並みであったものの、4月下旬から5月にかけて気温が低かった影響で、生育が少し遅れ、昨年より3日遅い初出荷となりました。
同出荷組合は9戸の農家で構成され、柏原市内の山間部を中心に加温栽培を導入したハウスで栽培しています。この日は5軒の農家が約1.5㌧のデラウェアを堅上地区の出荷場に持ち込みました。
出荷組合の役員とJAの営農指導員がブドウの重量や糖度、着色、玉張りなどを確認し、生育は良好でおおむね平年並みの出来と判断していました。最高糖度は出荷基準の18を上回る25.1を記録しました。
組合での「デラウェア」出荷のピークは6月下旬から7月中旬までを見込んでおり、7月下旬まで続く予定。大阪市内の卸売市場のほか、近隣のスーパーマーケットにも出荷されます。出荷組合の奥野正組合長は「今年も無事にこの日を迎えられて良かった。少しでも高値で売れるよう販売に力を入れていきたい」と話していました。