大人のための農業体験プログラムでサツマイモ堀りをしました
2020/10/30
東大阪市農業振興啓発協議会(大阪府、東大阪市、JA大阪中河内、JAグリーン大阪)は、今年で7回目となる「大人のための農業体験プログラム・いも」の取り組みとして、24日に東大阪市内にある圃場(約25アール)でサツマイモの収穫を行いました。
この企画は、市民にサツマイモの植え付け・収穫体験をしてもらい、さらに獲れたサツマイモを焼酎にして、そのおいしさを味わってもらおうというもの。その際に農作業の苦労や都市農業の存在意義を理解してもらうことを目的にしています。参加者の募集は市政だよりなどで行い、市内在住か、市内に通勤・通学する20歳以上を対象としました。
今回収穫したのは「安納芋」約1.8トン。同プログラムに申し込んだ本人のほか、その家族や子どもたち、関係者が多数参加。約100名が、晴天の下でサツマイモ掘りに夢中になる様子が見られました。参加者は「好天の中で自然に触れ合えて気持ちよかった。大きなサツマイモがとれた」と感想を述べました。
収穫したサツマイモは、長崎県佐世保市の酒造メーカー「梅ヶ枝酒造株式会社」へ送り、加工されます。サツマイモと製造過程で必要となる米こうじの原料の米は、大阪エコ農産物の認証を受けた東大阪市産。来年の6月頃には焼酎が完成し、試飲会を行う予定です。